おいしい珈琲豆販売専門 焙煎工房マルイ

南アメリカ大陸の北部で東西をカリブ海と太平洋に面して日本の約３倍の面積を有する国、
コロンビア共和国。



この国を縦断するアンデス山脈には万年雪がある一方、アマゾンの熱帯雨林につづく変化に富んだ地形は、豊かな自然と石油・石炭・フェロニッケル・金・世界最大の産出規模を誇るエメラルドなどの天然資源に恵まれています。

コロンビアには、隣の国エクアドルから続く堂々たるアンデス山脈が南北にまたがり、西支脈、中央支脈および東支脈に分かれている他、カリブ海側のシエラ・、ネバダ・デ・サンタ・マルタ山地（世界で最も高い海岸沿いの山）や、セラニア・デ・ラ・マカレナ山などがあります。
こうしたコロンビア独特の山系が、高地、雪山、高原、熱帯雨林と平野複雑な地形を生み、太平洋とカリブ海に面していることから、広大で水量が豊かな川々が流れ、さらには「地球の肺」と呼ばれるアマゾンの一部もあります。
こうした様々な地域の気候によって世界有数の動植物の生態が豊かな国です。
特に鳥類は、世界一種類が多いといわれており、地球上に存在する9,000以上の鳥類のうち、約1,800種がコロンビアに生息しているといわれています。
コーヒー産地には504種もの鳥類が生息し、これはコロンビア全体の26％、そしてアンデス地域で確認されている鳥類の約60％を占めており、コーヒー産地の高い生物多様性がみられています。（FNCコーヒー研究センター（Cenicafe）調べ）
このほか、 熱帯雨林にはジャガー、アルマジロ、サル、ヘビ、アリクイ、メガネグマなど、両生類、爬虫類、コウモリ、げっ歯類や昆虫が棲息しており、特に蝶は3,000種以上ともいわれています。 また、花の多様性も有名で、国花である蘭は約3,000品種が存在しています。

南北に広がり、標高差の大きいコロンビアは、
①朝夕の温度差が大きい
②火山灰性の肥沃で水はけのよい土壌
③年間2000ミリ前後の雨量と十分な日照
など、美味しい珈琲を栽培する条件が整っており、生産規模世界第４位のコーヒー生産大国として知られています。

コロンビアで生産されるコーヒー豆の１～３％が『エメラルドマウンテン』として出荷される他、『ゲイシャ』や『スプレモ』『ナリーニョ』などのコーヒー生豆も出荷されています。

コーヒーはあくまでも嗜好品ですので、名前が知られている、価格が高いコーヒーが全て美味しいコーヒーとは限りません。

当店で扱っているコーヒー生豆にはあまり知られていない名前でも、お好みに合う豆がきっとあります。

味のお好みをお聞かせいただければご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。